06 煌めき一閃 (t+pazolite Remix) レビュー

ReflectionS (Blue Twinkle Remix)の後、勢い良く6曲目に登場するのは『あっぱれ!天下御免』オープニングテーマ「煌めき一閃」のHardcoreリミックス。

和のテイストを取り入れたサウンドに榊原ゆいが熱く歌うロックナンバー「煌めき一閃」をリミックスしたのは、HARDCORE TANO*Cクルーとして活躍するt+pazolite。
煌びやかなサウンドワークを真骨頂とするt+pazoliteが、オリジナル・バージョンの世界観を巧みに取り入れた疾走感全開のHardcoreへと仕上げました。

オリジナル・バージョンと同じく「咲く花の 儚さと 美しさ」の榊原ゆいのボーカルと共にスタートする 煌めき一閃 (t+pazolite Remix)。 歌い終わりとなる0:20から、リズムとベースと華やかなシンセが一斉に花開き、煌びやかな世界が一気に広がります。
0:31からボーカルがスタートすると一旦リズムが消え厳かな世界が広がりますが、0:41にはリズムが再スタートし疾走展開も再開。
ピアノやボイスサンプルが目まぐるしく出現し、煌びやかな空間を盛上げます。
0:59からはボーカルに合わせ、リズムとメロディが織り成す強烈なリズム展開で煽った後、サビへと一気になだれ込みます。
SE、シンセで彩られた極彩色のメロディーと疾走感全開のリズムとベースが駆けて行く中、伸びやかな榊原ゆいのボーカルが融合し、最強のグルーブ感が出現します。
その後も休むことなく畳み掛けていく煌めき一閃 (t+pazolite Remix)、怒涛の展開で聴く人の体と心をグイグイと引っ張っていきます。
そして、後半ではt+pazolite節ともいえるシンセメロディーも飛び出し、勢いはさらに加速。
そんな中、3:15からリズムが無くなりこのリミックスで一番静寂な世界が訪れますが、5秒後には全速展開が再開。
怒涛の展開で最後まで全速で駆け抜けていきます。

煌びやかで、派手なサウンドワークというt+pazoliteの独壇場とも言えるサウンドが全編に渡って広がるこのリミックス、和風のサウンドテイストを巧みに取り入れたセンスとテクニックには脱帽です。