11 恋愛0キロメートル (Richiter FUNKOT REMIX) レビュー

ハイテンションなサウンドとキュートな榊原ゆいのボーカルがマッチした『恋愛0キロメートル』オープニングテーマ「恋愛0キロメートル」のFunkotリミックスが11曲目に登場します。

インドネシア発のダンスミュージックとして話題を集めているFunkot。
元気一杯に弾ける「恋愛0キロメートル」を、気鋭のFunkotクリエーターとして活躍するRichiterが、本場仕様の本格的なFunkotに仕上げました。

Funkot特有の跳ねるビートを鳴り響かせながら 恋愛0キロメートル (Richiter FUNKOT REMIX)が軽やかにスタート。
タム回しで煽った後、0:21での「OK」のフレーズと共に重みのあるベースがスタートし、徐々にテンションが上がってきます。
0:43からはFunkotではお馴染の男性のボイスサンプルが加わりグルーブ感を強めて行ったところで、1:03からメインとなるメロディーが飛び出し華やかな空間が一気に広がります。
様々なテイストを徐々に加えて行きながら盛り上げて行き、1:28から満を持して榊原ゆいのボーカルがスタート。
ゆったりとした空間の中で響く歌声が心地よさを生みつつ、歌い終りのところで「ティッケー」のフレーズが飛び出し、リズムが一気に加速。熱帯仕様の空気に包まれます。
跳ねたリズムとうねるベース、アッパーなメロディーの中、ボーカルが心地よく混じり合っていきます。
2:47からは歌のサビに突入し、華やかさもピークに。
Funkotの熱いテイストをキュートなボーカルが見事にマッチし、この上ない極上のダンス・サウンドが響き渡ります。
3:23からボイスサンプルや様々なサウンドやメロディーが行き交う展開へと突き進んで行きます。
最初は華やかなテイストでグイグイと引っ張りつつ、一旦音数が少なくなりリズムで押していく展開を挟みながら、激しく飛び出すボイスサンプルを繰り出すという、めくるめく展開が広がります。
そして、4:29からは再びボーカルがスタートし、華やかさが再び花開き、4:53からの歌のサビと共にクライマックスへ。ここで全開のFunkotワールドに包み込まれます。

スカの要素を取り込んだハイパーチューン「恋愛0キロメートル」に対し、横ノリのゆったりとしたテイストも感じさせるFunkotサウンドへと生まれ変わった恋愛0キロメートル (Richiter FUNKOT REMIX)。ふんだんに使用されたボイスサンプルに代表される本格仕様のFunkotサウンドと、オリジナル・バージョンとの熱いコラボがここに実現しました。