こんにちは、MIYA2です。
ULTRA RELOAD Vol.3の収録曲投票にご参加くださり、ありがとうございました！

投票に加え熱いコメントも多数頂き、全て拝見させて頂きました。
やっぱりOVERDRIVEって、作品に付随している曲に対する思い入れが皆さんハンパないブランドなんだなあ、 と再認識しております。

誤解されてしまう言い回しかもしれませんが、当初いわゆるリミックス企画と言うものを動かそう、と決めたとき、オバイバーの皆さんからは拒否反応が出るかも・・・と思っていました。
全てを生音にこだわっているバンドサウンドを別の形にするわけですから。

でも、僕自身がDJやっていて、出来ればフロア向けに持って行きたいなあと以前から思っていましたし、
これはスタッフ日記にも書いたんですが、bambooが「ウチの楽曲はフロア向けじゃないよなあ」と当時新宿の屋外で開催されたパーティーの中継配信を見ながらつぶやいていたことがすご引っかかっていて、
「じゃあフロア向きにしちゃいたいしするなら本気できちんとした形でやりたい」と思って動き始めた次第で。

夏のコミケで配布した先行サンプルを手にとって頂いた方はお分かり頂けると思いますが、全く妥協しない方々にお願いしたつもりです。
ラフ状態から曲を頂いて僕も相当口出ししましたし、こっそり制作に混ざっていたりもします。

で、投票結果を確認して今回は発表させて頂いた曲チョイスとなりましたが、ある意味予想通りだったところと、
そうくるか！とうなってしまうところとありましたね。

ぶっちゃけ全部やりたいよねと思いましたしやりたいんですけど、そこは今回の『ULTRA RELOAD Vol.3』の売れ行き次第
と言うことで、できればオバイブリミックスシリーズとか継続したいなあと思いますんで、投票された方をはじめ、もちろんされてない方も手にとって頂き、第2弾、第3弾と続けていければなあと思いますので宜しくお願いします！

第二文芸部 - キラ☆キラ (DJ Shimamura's X-treme Hardbeatz Remix)

「キラ☆キラ」はとても壮快で元気になる曲なので、その疾走感やパワフルさを違った形で表現したいと思い制作しました。
また、僕が中心的に制作しているUK HARDCOREに比べるとかなり高速のBPMだったので無理にUK HARDCOREにするのではなく、GABBA的なアレンジを採用しています。
前のめりのグルーヴも活かしたかったので、ヘドバンできるようなHardstyle系のキックも取り入れています。
イメージはデカいモッシュも起きちゃうような会場でストロボの中で大騒ぎしながらライヴを楽しむ感じです。サビから頭振りまくってもらえたら嬉しいです。

CaS - 星月夜 (DJ Shimamura's D'N'B Remix)

「星月夜」はとてもエモーショナルで美しい曲なので、その雰囲気を壊さないように、かつそのエモーショナルな雰囲気を増幅させるようなDRUM'N'BASSサウンドへのアレンジを目指してみました。
聴き所は、タイトなキックとスネアでリズムを構成しつつ、分厚く温かいBASSでまとめたビート帯と、浮遊感のあるキレイめの上物、パッド系のバランスですね。
かなり低音をしっかり出してみたのでちょっと良いヘッドフォンとか良いリスニング環境、もしくはCLUBとかで聴いてもらえたらより楽しめるかもしれません。（もちろん普通の環境でも十分良い音で出ますが）！

初めての方ははじめまして。RoughSketch/uno(IOSYS)です！
今回はULTRA RELOAD Vol.3の企画に参加することが出来、嬉しい限りです。
Feather Song (uno remix)とToo Fast To Live Too Young To Die (RoughSketch Remix)の二曲を作らせていただきました！

Feather Song (uno remix)は、いま大流行のEDMの風を感じるRemixに仕上げてみました！
イントロの印象的なギターのフレーズをシンセでなぞってみたり、雰囲気もジャンルも変わっているけども原曲を思い出させるような工夫を大切にしました。
フロアで聞いたときに、手を広げたくなるような開放感を出せるよう作ったので、もしプレイされる機会があれば、両手を広げてもらえれば嬉しいです！

Too Fast To Live Too Young To Die (RoughSketch Remix)のほうは打って変わって、ハードに！ブチ壊していく感じで！ガバ、ハードコアサウンドにRemix！
ギターサウンド×ガバキック×男臭いボーカルこの三つが組み合わさって、上がらないワケがない！
スタジェネのパンク精神（反骨魂）その物を具現化するべく、自由奔放にやらせていただきました！頭振りまくって下さいね。

■MUZIK SERVANT

SHOT MUSIC愛好者、そしてオバイバーの皆様こんにちわ。
MUZIK SERVANTです。

今回はMIYA2さんと「MUZIK SERVANT vs MIYA2」なるユニットを結成して「No music,No future」と「O.H.B.I～校歌絶叫～」の2曲を担当させていただきました。

まず「No music,No future」の方ですが、原曲がストレートなロックンロールな感じの曲だったので、ギターサウンドと曲全体の勢いや展開を重点的に置いて音作りを進め、原曲×ハードコア系musicの雰囲気や良さを活かした曲に仕上げれたかなと思います。
それにしても初めてゲーム中に聞いた時から何回聞いてもこの曲のトラックもそうですが、歌詞が心に響きますね！（作ってる最中何回も泣きそうになりました。）

そして「O.H.B.I～校歌絶叫～」の方ですが、こちらは原曲がストレートな校歌をバンドアレンジした感じの明るい曲だったのでド直球で分かりやすいハッピーハードコアサウンド系に仕上げました。
中盤の部分でライブを想定して作った、ひたすら「O.H.B.I!、GO!GO!GO!GO!」と掛け合わせてる部分があるのですが、フロアでこのRemixが流れた時とか聞いてる時にライブ会場みたいにかけ合いとかを想定してもらえると嬉しいです。

両曲共に原曲が個人的に元々凄く好きな曲だったので今回リミックスをしていてめっちゃくちゃ楽しみながら作れましたし、この企画に参加できて光栄に思います。
そんなこんな気持ちを込めリミックスした曲達を一人でも多くの方に楽しんでもらえれば幸いです！
よろしくお願いします！！　

■MIYA2 (OVERDRIVE)

こんにちは！MIYA2です。

今回、実はMIYA2さんもリミキサーとして参加してみませんか？とお話を頂いたんですが、DJは長いことやっているもののトラックメイキングには全く手を出したことがないので無理ですよぉ、と涙にくれていたところ、そういえばMUZIK SERVANTくんに参加して欲しいななんてリクエストしていたなあと思い、ならば乗っかって一緒にやってしまおうととてもはた迷惑な提案をしたところ、快諾して頂きました。

・・・はい、仰々しく「VS」なんてものをつけてしまいましたが、僕はただSERVANTくんが上げてきたトラックにあーだこーだ抽象的なコメントを返して困らせてただけですごめんなさい。

そんな訳で、僕がこうしたい、というイメージをSERVANTくんが丹精込めて作業をし形にしてくれたオバイブ楽曲の中でも、バンバン暴れられる2大巨頭である「Ｏ.Ｈ.Ｂ.Ｉ.」と「No music,No future」をより暴れられるようRemixしてもらいましたので、是非是非大音量で聴いて暴れてください！

オバイバーの皆様、初めまして！
速く激しく熱く踊れるダンスミュージックジャンル、ハードコアレイヴで活動しておりますDJ SHARPNELと申します。
今回はULTRA RELOADシリーズがVol.3にしてOVERDRIVEさまをフィーチャリングされると聞きまして「ついにこの時が…」と震撼いたしました。
熱く、激しく、そしてなによりエモーショナルなバンドサウンド。抜けるスネア、唸るギター、パワフルなバックにキラキラ光るメロのボーカルラインが思わず旋律の波に揺れるオバイブサウンドを、「どのような形でダンスサウンドに！」と。
胸を掻き立てるようなメロディをフィーチャーするべきか、いやバンドサウンドの骨格こそが物語も含めた本質なのだからそのテイストを残しつつフロアチューンとしての機能を持たせるべきか、ダンスミュージックとしてはBPM222はテンポ速すぎじゃないのか、むしろ思いっきりブッ飛んだハイパーチューン化してステージからオバイバーの皆様溢れるフロアにスライディング土下座ダイビングする勢いでリミックスするか…等など、数々の葛藤と妄想の日々を経て、たどり着いたのが今回のリミックスとなりました。
つまり、全部やりました。やってしまいました。
すみません、是非聞いてみてください。

第二文芸部「君の元へ」は熱くて泣けるメロと歌詞とメローなイントロから一気に燃焼する展開に高まらざるを得ない、そして大騒ぎを禁じ得ない大爆発ソングですので、その静から動へのスパークする感覚をデジタルな解釈でアプローチしたのが、このリミックスです。
イントロはトランスサウンドで多用されるストリングスパッドと細かいシーケンス（後ろでパラパラなっています）で始まりつつ、「僕らの足跡」あたりから、太目のレイヴシンセスタブがその抑圧されたフィルターの扉を少しずつ開きながら奥の方から迫ってくるような構成としました。
そして一瞬の貯めの後、ダンスミュージックの生命線でありその躍動の根源でもあるキックドラムとベースがボーカルのメロディと共に疾走し始め、一気にエンディングまで振り返らずに突き抜けます。
サウンドセットは確かにレイヴサウンドではありますが、スピリットの部分はやはりパンクであること、そして最初は迷いながら、挫折しながらも待っていてくれる人が居る事に気が付き、そこへ向かっていくという気持ちは、例え音楽のスタイルやテクニックが異なったとしても同じです。
迷いなく突き進んでいくというスピリットをレイヴサウンドの形で作り上げられたような気がします。
ありがとうございます。

『DEARDROPS』挿入歌、DEARDROPSの「My dear stardust」はとても複雑です。
それはこの曲を構成する感情が、苦悩や挫折を伴う自分の過去の道のりを背景にしつつ、だからこそこの瞬間に伝えたいこと、伝えたいことがあるからこその瞬間というものが成立し、そこに光が差し込んでくるような世界観が構築されており、この複雑な感情を伴う歌詞とメロディを後ろから後押しするようなバンドサウンド、そして何より高らかに鳴り響くバイオリンによる構成は、リミキサー（リミックスを担当する人）である自分にとって非常に複雑で、完成された楽曲であるように感じたからです。
しかし、このMy dear stardustには、私自身の経験とこの曲が持つ背景の奇跡的な繋がりから来る、ある思いが存在しました。
少しだけ思い出話をさせてください。
昨年9月、海外からゲストDJを招へいし、東京・渋谷のクラブを借りて、ほぼ10年振りの自主レイヴイベントを開催しました。
開催までの数か月間、偶然ながら私生活では色々と苦しい事もあり、とはいえやると決めたイベントですし何より自分が一番楽しみであるイベントに向けて様々な準備を行ってきました。
本当にこのイベントは受け入れられるのだろうか、不安を募らせながら。でも絶対大丈夫と奮い立たせながら。
そして迎えた当日。9月14日、渋谷。その日の日本列島には大型台風18号が襲来。関西地方から甚大な被害報告と共に特別警報を発令しながら進路を東京に向け進んできます。「開催は難しいかもしれない」そう思いながら暴風雨の中、機材を満載した車で会場の渋谷へ向かいます。
9月14日午後12時。僕にとっての奇跡が起こりました。突如、渋谷近辺を含む東京近郊は青空も見えるほどに天候が回復。そして、開催に向けて集まって下さった皆様の列には、夏ようなの日差しが降り注ぐ熱気の中での開催となったのです。
それは、この曲が流れてくる風景と、同じ景色を描いていたのです。
「やはり、この方向で行こう。」
その瞬間、楽曲のリミックスの軸が決まりました。
翔一の奏でるバイオリンそして、それを暖かく包み込み寄り添うバンドサウンド、この両軸にレイヴサウンドのテイストで感情をブーストするようなリミックスにしようと制作したのがこのリミックスです。
BPM222で突き進む原曲の疾走感はそのままにバイオリンを中心にボーカルとバンドサウンドが絡み合い、そこにダンスミュージックとしての骨格をもたせることで、またMy Dear Stardustという楽曲の違った楽しみ方ができたのではないかと思います。
ありがとうございます。
今回のリミックスで皆さんと盛り上がれるような機会がある事を楽しみにしております！

「ULTRA RELOAD Vol.3 FEAT OVERDRIVE」、是非宜しくお願いします！

はじめまして！仙台のほうでDJ、トラックメーカーとして活動している4skと申します。
この度はULTRA RELOAD Vol.3に参加できて光栄です。
バンドを題材としたお話が大好きなのでOVERDRIVEさんの作品に関わることができてホントにうれしいです！

HAPPY CYCLE MANIA - a song for... (4sk Electronic Dance re-build)

「a song for...」は涙なしでは語れない美しいメロディーが心に突き刺さる曲なので、その気持ちをダンスミュージックの様式を使って表現したいと思い、もっともエモーショナルでドラマティックなリミックスに仕上げさせて頂きました。 サウンド的に現在のダンスミュージックのメインストリームと言えるEDMとロックをうまく融合できました。
特に1サビ終わりのあとから2Aの部分でコード進行が変わっていくところを聞いてもらいたいです。

DEARDROPS - Noisyスイートホーム(4sk Pop Electronic re-build)

バンドサウンドの中にバイオリンがいるということは・・・もしかしてフロリダの黄色いカードのあのバンドのオマージュかな？（勘違いだったらすみません＞＜）
など考えつつ、ドイツ仕込みの翔一のバイオリンを完全にフィーチャーしたエレクトロポップにリミックスさせて頂きました。
四つ打ちのハウスの中に落とし込んだバイオリンの音色に耳を傾けて頂ければと思います。